結論からお伝えすると、ブログの文字数に決まりはありません。
必要な情報が過不足なく含まれていたら、たとえ500文字でも価値ある記事になります。
しかしGoogle上位に出てくるサイトは、文字数の多い記事がほとんど。
ネットでよく「2,000〜3,000字は書きましょう。」と言われているのを見た方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、500文字でも読んでもらえる理由や文字数が多いと上位表示されやすい理由について紹介します。
後半では、あなたが書くブログ記事に最適な文字数の調べ方も解説。
今後文字数に悩まず、ブログを書きたい方はぜひ最後までご覧ください。
これからブログを始めたい方は【簡単】WordPressブログの始め方をご覧ください。画像付きで詳しく解説しています。
【結論】ブログの文字数に正解はない
ネットには、文字数が少なくても有益な記事があります。
- 天気予報
- ニュース記事
- FAQページ
試しにツールで文字数を調べたところ、気象予報の検索結果1位はたった8文字!
こうした記事は文字数関係なく、Google検索結果の上位にランクインしていることがほとんど。
あなたが書く記事も同じで、記事の文字数に正解はありません。
(補足)ちなみに、Google公式ブログGoogle検索セントラルにも、文字数は関係ないと述べられています。
ブログの文字数は500字でもいい理由3つ
先ほど紹介した以外にも、ブログの文字数が500字でもいい理由は3つあります。
順に解説しますね。
ブログは続けることが大切
ブログは続けることが大切です。
少ない文字数でも、まずはブログに慣れることが重要。
500字でも毎日書き続ければ、どんどん上達しますよ。
初めから文字数に縛られると、いい文章が書けなくなることも…。
関連記事ブログを継続する人はたったの1割
自然と文字数が増える
書き続ければ、徐々にブログに慣れます。
すると「もっとこうすれば分かりやすいかな?」
と考える余裕も生まれ、必要な情報を盛り込むうちに文字数が増えます。
実際に当ブログでも、運営初めの記事と3年後の記事では圧倒的に情報量が違います。
文字数より質
ブログで大切なのは文字数よりも、記事の質です。
質が良ければ、多くの人に読まれる記事を作れます。
これはGoogleが掲げる10の事実にも記載のある内容なので、以下に引用しますね。
Googleが掲げる10の事実
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
この中に、文字数についての記載はありません。
1番目にあるように、読者を考えて書くことだけで、文字数関係なく質の高い記事を作れますよ。
文字数ではなく記事の量と質についてはブログは質と量どっちが大事?【両方高める方法】で詳しく解説しています。
検索上位に文字数の多い記事がある理由3つ
ここまで500文字でもいい理由についてご紹介しました。
しかし、検索結果には文字数の多い記事も沢山ありますよね。
文字数の多い記事がある理由は3つあります。
以下で詳しく解説しますね。
文字数が増えやすい内容
記事には、文字数が増えやすい内容(ジャンル)があります。
- 商品・サービスの紹介
- レビュー系記事
- 解説記事
- トラベルガイド など
記事の質を高めるための説明や解説が多く含まれるので、文字数が増えやすい特徴があります。
情報を網羅している
必要な情報を網羅すると、文字数が多くなりがちです。
- 専門用語の解説
- 分かりやすい説明
- 読者の疑問に答える
これら全てを満たそうとすると、比例して文字数も増え、Google検索結果の上位で見かけることも増えます。
読者の満足度だけでなく、Google評価も下がるので注意しましょう。
専門的な内容が含まれている
専門知識が必要な記事は、文字数が増える傾向があります。
- プログラミング解説
- ヘルスケア関連
- 法律・政治関連
プログラミングであれば、ソースコードを引用したり。
ヘルスケア関係だと、成分についての説明や参考文献を引用することで、記事のボリュームが増えます。
以上、検索上位に文字数の多い記事がある理由でした。
ブログ記事に最適な文字数を調べる方法
内容によって必要な文字数が違うのは分かったけど、自分が書く記事は何文字が最適か知りたい…!
という方に朗報です。
ラッコキーワードを使えば、簡単に平均文字数を調べられますよ。
平均文字数が分かれば、記事を書く際の目安になります。
実際に手順を解説しますね。
他にもラッコキーワードで、ライバルの知らないお宝キーワードを調べることができますよ。
詳しくはラッコキーワードの使い方と見方を解説【お宝キーワードの見つけ方】をご覧ください。
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ラッコキーワードの使い方と見方を解説【お宝キーワードの見つけ方】
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役立つ記事は、500文字でも読まれます
有名ブロガーの記事を見ると、300字ほどの内容を見つけました。
たとえ有名ブロガーの記事であっても、文字数の少ない記事はあるんだなと感じました。
もちろん、少ない文字数の記事ばかり更新されている訳ではありませんが、常に文字数だけを意識して書く必要もありません。
記事の方向性と質が合うかを、考えつつ書きましょう。
書き慣れれば自然と長文も作れるようになりますよ。
最初はコツコツ、時間をかけて書き進めてくださいね。
500文字でもOK!まずは記事を書こう
ここまで、ブログの文字数は500文字でもOK?といった疑問にお答えしました。
Google公式も「文字数は関係ない」と公言しているくらいなので、気にする必要はありません。
重要なのは、数より質。
「どうやったらより良い記事になるか?」を考えて書くことで、自然と良い記事に仕上がりますよ。
以下では、質を高める記事の作り方やブログに役立つ記事を紹介しています。
興味のある方は、あわせてご覧ください。
今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。