こんな疑問にお答えします。
ブログの見出しは、文章の読みやすさやSEOにも関係する重要な部分です。
適切に設定することで、読みやすい記事が作れるのと同時に、より多くの人にブログを読んでもらうことができます。
本記事では、見出しの作り方や役割について、初心者にも分かりやすく解説します。
「見出しの使い方や、作成時のポイントなどイマイチよくわからない…。」
といった方は、ぜひこの記事を参考にご覧ください。
ブログの見出しとは?
ブログの見出しとは、本で例えると目次のような存在。
見出しの種類は、H1からH6まであります。
よく使うのはH2とH3で、H6以降の見出しは存在しません。
以下で各見出しの特徴についてご紹介します。
H1はタイトル
H1に設定されるのは、ブログ記事のタイトルです。
Hタイトルの文字数は30文字前後に設定することで、どのデバイスで検索した時もGoogle検索結果にタイトルが途切れることなく表示されます。
また、タイトルには記事にするキーワードを含めるよう設定しましょう。
H2は大見出し
H2はブログのメインとなる大見出しを設定します。
H1はタイトルなので、実際に見出しを作る際はH2から決めていきます。
見出しには、伝えたいことを簡潔に書くようにし、長くなりすぎないよう注意しましょう。
H3は追加情報
H3は主に、H2の詳細を説明する役割で使います。
- メリット・デメリットの詳細
- 手順の紹介
- 詳しく掘り下げた補足情報
- コツやポイントなどの詳細
1つの見出しで長くなりすぎると、読みにくい文章になってしまうため、H3を使って理解しやすいように分類するイメージで使いましょう。
H4〜H6はさらに補足が必要な場合のみ使用
H4は、さらに細かな補足を加える時に使います。
しかし個人ブログの場合、H4以降の見出しを使うことは滅多にありません。
H5以降の見出しを使うと、かなり複雑な記事になってしまいます。
メインで使用するのはH2とH3で、それでも足りない時にH4も使い詳細を伝えるようにしましょう。
ブログの見出しの役割3つ
ブログの見出しの役割は以下の3つです。
以下で詳しく解説します。
ブログ記事が読みやすくなる
ブログに見出しがあると、記事全体が読みやすくなります。
見出しがないと、読み始める前にストレスを感じてしまうことも。
見出しをつけることで、グッと読みやすい記事に仕上がります。
読みやすい記事は読者の離脱率も低く、SEO的にも高評価となります。
記事全体が読みやすくなる、ブログの記事構成の作り方についてはブログ記事構成の作り方の手順と3つのコツ【完成までの流れを解説】で解説しています。
執筆しやすくなる
見出しを作ることで、スムーズに執筆できるようになります。
- 何を書けば良いか迷わなくなる
- 執筆中に伝えたいことがブレない
- 順序を踏んで伝えられる
見出しがないと、執筆中に伝えたい内容がどんどんズレてしまうことがあります。
見出しを作ることは読者だけでなく、あなた自身にも大きなメリットとなります。
記事を書き始めたらまず、記事構成と見出しを作ることで、より執筆しやすくなりますよ。
Googleに記事情報が伝わる
ブログの見出しには、Googleに記事情報を伝える役割があります。
Googleは見出しの内容を優先的に把握することで、ブログの評価をしています。
タイトルに加え、見出しが表示されることで、ブログに訪れる人も増えますよ。
SEOに強い!見出しの作り方【3ステップ】
以下では、実際にSEOに強い見出しの作り方をご紹介します。
順に解説しますね。
キーワードを選定する
見出しを作る前に、ブログ記事にするキーワードを決めましょう。
キーワードがなくても記事は書けますが、収益化を目指しているなら、キーワード選定は必須です。
キーワードとは、Google検索で実際に調べられている単語で記事を書くこと。
キーワード選定をするには、無料ツールのラッコキーワードを使用しましょう。
ラッコキーワードを使えば、ライバルが知らないお宝キーワードを見つけることもできます。
詳しくはラッコキーワードの使い方と見方を解説【お宝キーワードの見つけ方】をご覧ください。
検索ニーズを考える
検索ニーズとは「なんでそのキーワードを検索したのか」を考えることです。
選んだキーワードを検索するニーズを考えてみましょう。
例えば[ブログ 始め方]で検索した人はこんな気持ちかもしれません。
- ブログを始めたいけど方法がわからない
- 簡単に始められる方法を知りたい
- ブログで稼げるようになりたい
これらの気持ちを満たす内容の記事を作ることで、ニーズに添った記事を書くことができます。
またニーズを考える際は「どんな人が検索しているか(ペルソナ)」を想定しておくことがおすすめです。
ペルソナの設定方法についてはブログにペルソナを設定する理由とその方法を解説【迷ったら過去の自分】で解説しています。
記事に必要な情報を整理する
ここまで終わったら、見出しとして必要な情報を整理していきます。
先ほどの例であれば[ブログ 始め方]で検索した人が読んで満足する記事(見出し)は何かを考えます。
見出し作りに悩んだら、同じキーワードで記事を書いている他のサイトを見てみるのも参考になりますよ。
先ほど使用したラッコキーワードであれば、キーワード選定と一緒に無料で他サイトの見出しをチェックできるので、ぜひ活用してみてください。
詳しくは、以下で解説でしています。
関連記事ラッコキーワードの使い方と見方を解説【お宝キーワードの見つけ方】
WordPressブログで見出しを設定する方法
どんな見出しにするか決まったら、見出しをつけていきましょう。
実際に、WordPressの見出しの設定手順をご紹介します。
1:WordPress記事投稿画面を開き、「+」をクリックします。
2:「見出し」をクリック。
3:「H2」をクリックすれば、どの階層の見出し(H2からH6)を設定するか選べます。
使いたい見出しをクリックすれば完了です。
他にも、ショートカットキーで見出しを設定することができます。
見出し種類 | 入力キー |
---|---|
H1 | # + スペース |
H2 | ## + スペース |
H3 | ### + スペース |
H4 | #### +スペース |
H5 | ##### +スペース |
H6 | ###### +スペース |
より素早く入力できるので、ぜひ使ってみてくださいね。
ブログ記事に見出しを作る3つのコツ
続いて、見出しを作る時のコツをご紹介します。
見出しで記事の内容がわかるようにする
見出しは、見ただけで内容が把握できるように書きましょう。
なぜなら読者は見出しを読んで、興味を持たなければそのまま離脱することもあるから。
反対に、見出しで興味をひくことができれば、その後記事全体を読んでもらえる可能性も上がります。
数字などを用いて具体的に伝える
見出しに数字を使うことで信ぴょう性が高まり、より興味を持ってもらえます。
- ブログのアクセス数を増やす方法
- ブログで月5万PVを獲得する方法
本文を読みたくなるような見出しにする
見出しは記事の要約だけでなく、本文を読みたい!と思ってもらうことも重要です。
- 読者にとって特になる情報
- 新情報
- 好奇心を掻き立てる内容
- 手っ取り早く簡単な方法
- 信頼性
このような内容が含まれていると、興味を持ってもらいやすいです。
読者にとって得になる情報を、厳選して盛り込みましょう。
ブログで見出しを作る時の注意点3つ
さいごに、ブログで見出しを作る時の注意点を3つご紹介します。
どれもSEOに関わる部分なので、注意しましょう。
数字の小さな見出しから使う
見出しは数字の小さいものから順番に使うルールがあります。
本文で見出しを使う順番
- H2
- H3
- H4
- H5
- H6
本文ではH2から順に使いましょう。
H2を使わずにH5を使うなど、順番を崩すとSEOに悪影響を及ぼすことがあります。
シンプルにまとめる
見出しは短く、シンプルにまとめましょう。
人が一度に認識できる文字数は約13文字と言われています。
例えばYahoo!ニュースの見出しの文字数は、15.5文字まで(※)です。
短くても伝わる見出し作りを心がけましょう。
※ 引用:Yahoo!ニュース トピックスの見出し文字数を最大15.5文字に変更します
キーワードを盛り込みすぎない
キーワードは、自然な形で見出しに含めましょう。
見出しにキーワードを含めるのはSEOで重要ですが、盛り込みすぎると不自然に見えることがあります。
記事が読みづらいと感じるほどキーワードを詰め込んだ場合、Googleからペナルティを受けることも。
そうなってしまうと、検索結果で上位表示されなくなってしまうなどのデメリットが大きいです。
読みやすさ、分かりやすさ優先で見出しを作りましょう。
見出しタグをオシャレにするならAFFINGER6!
見出しのデザインは、WordPressテーマごとに異なります。
より多くの人にブログを読んでもらいたい方は、SEOに強いことで有名なAFFINGER6がおすすめです。
選べる見出しデザインは以下の通り。
デザインだけでなく、色やアイコンも自由にデザインできます。
他にもブログ収益化を目指す人にとって嬉しい機能が満載なので、ぜひ検討してみてください。
AFFINGER6がSEOに強い理由はAFFINGER6がSEOに強い10個の理由【導入後のPV数を公開】で詳しくご紹介しています。
他にもWordPressテーマを知りたい方は、以下もあわせてご覧ください。
》【厳選】WordPressおすすめテーマ5選!【ブロガー100人へのアンケート調査結果】
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【厳選】WordPressおすすめテーマ5選!【ブロガー100人へのアンケート調査結果】
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見出しを正しく使って読みやすい記事を書こう
今回は、ブログの見出しの役割や作り方・注意点について解説しました。
見出しをしっかり作り込むことで、Googleだけでなく読者やブログを書くあなたにもメリットがあります。
また、見出しの作り方を把握したら、記事の書き方も学んでみてください。
他にもブログ記事の書き方のコツや手順は以下で紹介しています。
今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。