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メタディスクリプションの書き方やSEO効果は?例文・最適な文字数も解説

メタディスクリプションの書き方やSEO効果は?例文・最適な文字数も解説
ブログでメタディスクリプションを書くといいと聞きました。
SEOに効果的な書き方やコツ・注意点などあれば知りたいです。

こんな疑問にお答えします。

メタディスクリプションとは、検索結果のタイトル下に表示される「記事の要約」のこと。

だいたい70〜100文字程度で記載されています

メタディスクリプションで魅力を感じてもらうことができれば、記事を読んでくれる確率もアップします。

本記事はメタディスクリプションのSEO効果や、書き方を初心者にも分かりやすく解説。

適切なメタディスクリプションを作るための例文もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

メタディスクリプションにSEO効果はない

前提として、メタディスクリプションに直接的なSEO効果はありません。

Google公式も以下のように述べています。

And it's worth noting that while accurate meta descriptions can improve clickthrough, they won't affect your ranking within search results.
(訳)正確なメタディスクリプションはクリックスルーを向上させる可能性がありますが、検索結果内でのランキングには影響しません。

Google Search Central Blog

SEOには直接関係しないものの、メタディスクリプションを設定することで、クリック率の向上を促す効果があります。

メタディスクリプションの役割

メタディスクリプションの役割は「タイトルで伝えられなかった細かな情報を伝える」ことです。

読者は検索結果で、タイトルの次にメタディスクリプションを読んで、記事にアクセスするかを判断します。

Google検索結果のどこを見てクリックするか
検索した時にどういう基準でクリックしますか?

検索結果のクリックの基準はタイトルが57%、スニペットが34%

例えば、仕事終わりにケーキを買いに行こうとしている人が[東京 ケーキ屋]で検索したら、どちらにより魅力を感じるでしょうか?

  • 都内のケーキ屋で人気店を23区内中心に紹介しています。誕生日やクリスマス、年末年始などの特別な日にどうぞ。
  • 東京都内で夜20時以降も営業している人気ケーキ屋さんを集めました。1度は食べたい話題のお店をご紹介!

後者の方が、自分にピッタリの情報が書いてありそうだと思いますよね。

このように、記事に合った適切なメタディスクリプションを書くことで、アクセス数を増やせる可能性があります。

アクセスの質が良くなる

メタディスクリプションを適切に書くと、タイトルと記事内容のズレが減ります。

もしメタディスクリプションがなければ、タイトルだけで内容を把握するのは難しいですよね。

アクセスしたものの、求めていた情報と違えば離脱率も増えます。

記事に合ったメタディスクリプションを設定することで、読者はすぐに欲しい情報が手に入りますし、離脱率も少なくなりますよ。

他キーワードで検索結果に表示されることがある

メタディスクリプションには、記事と関連のある他のキーワードを含めることで、アクセス数増加が期待できます。

関連あるキーワードは、検索結果に表示されるサジェストキーワードや検索結果の関連キーワード欄で確認しましょう。

 [ブログ 始め方]で検索した時のサジェストキーワード
 [ブログ 始め方]で検索した時の関連キーワード

記事の内容と関係しているキーワードがあれば、メタディスクリプションにも含めましょう。

以下では、メタディスクリプションの書き方について詳しく解説していきます。

メタディスクリプションの書き方5つ

メタディスクリプションの書き方は全部で5つあります。

順番にご説明しますね。

記事を読んで得られる未来を書く

メタディスクリプションには、その記事を読んだらどんな未来が手に入るかを書きましょう。

例えば、本を選ぶ時にタイトル以外の目次や中身も読んでから、買うかどうか決めることもありますよね。

メタディスクリプションも同様に「読むことでどんな利益があるのか」「どんな問題を解決してくれるのか」など得られる未来を書くことで、読みたい気持ちを高める効果があります。

どんな人に向けた記事か書く

メタディスクリプションには「どんな人に向けた記事か」を書くことで、読んでもらえる確率がアップします。

 どんな人に向けた記事か分かる内容例
  • 〇〇に困っている人はぜひご覧ください
  • この記事は、初心者向けに解説しています
  • 〇〇に悩んでいる人の、お悩みを解決できる内容となっています

この記事は、自分に向けた内容だ!」と思ってもらうことで、本文を読んでもらいやすくなります。

検索キーワードを含める

メタディスクリプションには、記事に設定した検索キーワードを含めましょう。

検索キーワードが含まれていることで、読者が探している記事を見つけやすくなります。

ただし、キーワードの含めすぎは禁物。

読みにくい内容になってしまうので、同じキーワードは多くても2回までに抑えてください。

重要なことは前半に書く

特に伝えたい重要なことは、メタディスクリプションの前半に書きましょう。

メタディスクリプションの文字数に制限はありませんが、長すぎると「…」と省略されてしまいます。

長すぎるメタディスクリプションは省略

読者は表示された文章を見て、ブログに訪れるか判断するため、冒頭で興味を持ってもらうことが大切です。

記事の内容を簡潔にまとめる

メタディスクリプションには、記事の要約を書きましょう。

Google公式には、以下のように記載されています。

A meta description tag generally informs and interests users with a short, relevant summary of what a particular page is about. They are like a pitch that convince the user that the page is exactly what they're looking for.
(訳)メタディスクリプションは特定のページの内容を簡潔かつ適切に要約したもので、ユーザーの関心を惹くものです。つまり、そのページがまさに探していたものだとユーザーに確信させる、宣伝文句のようなものです。

Google Search Central Blog

「どんな人に向けた」「どんな内容か」「何が分かるか」をサクッと理解できればOKです。

以下では、メタディスクリプションとして良い例と悪い例をご紹介しますね。

メタディスクリプションの例文

メタディスクリプションは、記事内容が正確に把握できるように書きましょう。

例えば以下の例は改善する必要があります。

 メタディスクリプションの悪い例
  • お菓子、発酵バター、ゼラチン、ハート型、パンマット
  • ウォーターサーバー
  • 身体を引き締めたいと思いつつも、今までなかなか自分に合う方法を見つけることができませんでした。今まで試した筋トレ法はどれも長く続かず、本格的にトレーニングを始めるまで3年ほどかかりました

上の例を改善すると、このようになります。

 メタディスクリプションの良い例
  • お菓子作りに必要なすべてのものが揃います。場所:東京都港区。営業時間::月曜日~金曜日の10~17時。
  • 一人暮らし用の最新ウォーターサーバーをご紹介。お水だけでなく、熱湯も使用可能。ボトルは毎月定期注文する必要ありません。今ならご注文いただくと、本体価格が無料になります。
  • 本記事は、健康的に身体を鍛える方法について詳しく解説します。パーソナルトレーナーとして7年間勤めている私が、初心者でも効率的にできる筋トレ方法をご紹介します。

キーワードの羅列や、短ずぎるディスクリプション、要約していない文章はGoogle公式セントラルでも悪い例として挙げられています。

メタディスクリプションは、本文の要約を簡潔に書くことを意識して作りましょう。

短い文章を作るならコピーライティングが活躍

効果的なメタディスクリプションを作るなら、コピーライティングスキルが活躍します。

コピーラーティングスキルが身につくと、短い文章なのに思わず注目して読み進めてしまう、魅力的な文章が書けるようになりますよ。

ブログの見出しや、タイトル付けにも役立ちますので、一度身につけておくと便利です。

コピーライティングを詳しく学ぶなら、下記の本がおすすめです。

 セールスコピー大全

初心者でも分かりやすく、イラストが沢山使われているので、サクッと読み進められます。

セールスコピーの専門家が実際に使う、読者を夢中にさせる文章の作り方が学べますよ。

関連記事ブログの文章力を上げる11冊を紹介【本の選び方も解説】

最適な文字数は70文字

メタディスクリプションの文字数に制限はありませんが、最適な文字数としては70文字前後です。

PCで表示されたメタディスクリプション
スマホで表示されたメタディスクリプション

文字数は、使用するデバイスや、端末の文字サイズの設定によっても異なります。

メタディスクリプションは100文字以内で作り、重要なことや伝えたいことは70文字以内で書きましょう。

同じメタディスクリプションを使い回さない

全ての記事で、同じメタディスクリプションを使い回すのはNGです。

Googleセントラルでも、同じメタディスクリプションを複数記事で使い回すことは、悪い例として挙げられています。

記事の内容がそれぞれ異なるのと同じように、記事に合ったメタディスクリプションを作成してくださいね。

メタディスクリプションの設定方法

以下では、各テーマごとのメタディスクリプション設定方法をご紹介します。

順に解説しますね。

Cocoonで設定する

Cocoonでは、記事投稿画面の下部に、メタディスクリプションを入力します。

Cocoonメタディスクリプション入力欄

AFFINGER6で設定する

AFFINGER6はブログ収益化に特化したWordPressテーマです。

Cocoon同様の記事投稿画面の下部に、メタディスクリプションを入力しましょう。

AFFINGER6メタディスクリプション入力欄

AFFINGER6は収益化を目指すブロガーにぴったりのWordPressテーマです。

詳しくはAFFINGER6を実際に使用したレビュー・口コミをご覧ください。

また、AFFINGER6以外のテーマでもメタディスクリプションの設定ができます。

他にもブロガーが利用しているテーマは【厳選】WordPressおすすめテーマ5選!【ブロガー100人へのアンケート調査結果】にまとめています。

メタディスクリプションの設定が反映されない時の対処法

メタディスクリプションを設定しても、検索結果に正しく反映されないことがあります。

アメリカの大手SEOツール会社MOZの調査によると、メタディスクリプションに設定した記述内容がそのまま検索結果に反映されたのは全体の35.9%でした。

How Long Should Your Meta Description Be?

反映されなかった記事のメタディスクリプションは、Googleが自動で作成します。

以下では、メタディスクリプションを検索結果に反映させるためにできることを3つご紹介しますね。

設定されているか確認する

まず、投稿画面にメタディスクリプションが入力されているか確認しましょう。

先ほどご紹介した、メタディスクリプションの設定方法でチェックしてみてください。

クロールされているか確認する

続いて、Googleからクロールされているか確認しましょう。

クロール状況はGoogleサーチコンソールから確認できます。

1:検索バーに記事URLを入力しましょう。

2:「URLはGoogle に登録されています」と表示されればOKです。

記事公開後にメタディスクリプションを追加したり、修正した場合は「ページのインデックス登録」をクリックすると、前回のクロール日を確認できます。

メタディスクリプションを追加した日より後にクロールされているか、確認しましょう。

メタディスクリプションを改善する

以上の方法を試しても反映されない場合、メタディスクリプションの文章自体を見直しましょう。

Googleは、読者により伝わる内容をメタディスクリプションとして反映させます。

Googleが自動生成したメタディスクリプションよりも、簡潔で記事内容が伝わりやすい内容になるよう改善するのも1つの方法です。

とはいえ、設定したメタディスクリプションが反映される可能性は約36%です。

改善しても、なかなか反映されないケースは多くあります。

メタディスクリプションに関するよくある質問

以下では、メタディスクリプションに関するよくある質問にお答えします。

魅力的なメタディスクリプションを作ってアクセスを増やそう!

ここまで、メタディスクリプションの書き方や設定方法について解説しました。

 メタディスクリプションの書き方

読者を惹きつけるメタディスクリプションを書くことで、ブログのアクセス数アップに繋がります。

果的にSEOに良い影響をもたらすため、効果的なメタディスクリプションを設定しておきましょう。

またメタディスクリプションが理解できたら、記事の書き方も勉強しておくと役立ちますよ。

SEOに強いブログ記事の書き方は【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順と15のコツをご覧ください。

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今回は以上です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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