こんな疑問にお答えします。
SEOに強いブログを作ろうと思ったら、キーワード選定が必要となります。
しかしブログを始めたばかりだと、何をすればいいか分かりませんよね。
本記事ではキーワード選定の必要性やSEOに強いキーワード選定の手順・コツについて初心者にも分かりやすく解説します。
キーワード選定の言葉の意味がイマイチ分からない方も、この記事を読んで理解を深めてくださいね。
キーワード選定とは?
まずは、キーワード選定の言葉の意味からご説明しますね。
普段、スマホやPCでネット検索をするかと思います。
その時に検索窓に[オムライス 作り方]や[格安 航空券]など、調べたい言葉を入力しますよね。
この時に入力する言葉=キーワードと呼ばれています。
キーワード選定の必要性
もちろん、キーワードを気にせずブログを書いても構いません。
しかしブログを収益化させたい場合は、読まれる記事を書く必要があるため、キーワード選定が必須となります。
よく検索されるキーワードを狙って書くことで、必然的に読まれるブログが作れる!といったイメージです。
よく検索されるキーワードとは?
ここまで聞くと、沢山検索されるキーワードで記事を書きたくなりますよね。
選ぶキーワードによって、月に検索される回数や難易度が変わります。
大きく分けて3種類あります。
【ビッグキーワード】
検索回数が月に約1万以上のキーワード
(ラスボス・裏ボスレベル)
【ミドルキーワード】
検索回数が月に約1,000〜9,999のキーワード
(街のボス・ダンジョンのボスレベル)
【ロングテールキーワード】
検索回数が月に約1,000未満のキーワード
(数の多い敵キャラレベル)
上位表示をするためには、ロングテールキーワードを選んで記事を書きましょう。
検索回数の多いキーワードは、企業や法人がひしめいており、個人では敵わないことが多いからです。
ロングテールキーワードで徐々にレベルを上げたら、ボスにも挑めるようになりますよ。
検索する時の気持ち(ニーズ)
ニーズとは、検索する時の欲求や要望のことです。
ニーズによって、収益に繋がりやすいキーワードと読んでもらいやすいキーワードがあります。
【何かを知りたい時】
[新NISA とは] [ダイエット 方法]
【どこかに行きたい時】
[東京駅 カフェ] [在宅ワーク サイト]
【何かをしたい時】
[副業 在宅] [WordPress 始め方]
【買いたい!と思った時】
[スマホ 中古] [食料品 オンライン]
これはGoogleのマーケティング戦略でも公表されています。
中でも「買いたい!」「何かをしたい!」といったニーズに応える記事は、収益に繋がりやすい傾向があります。
【4ステップ】SEOキーワード選定の手順
以下では、SEOキーワード選定の手順を4ステップでご紹介します。
1つずつ解説しますね。
ブログのメインキーワードを決める
まずは、どんな記事を書いていきたいか、メインとなるキーワードを決めます。
- 副業・節約・仮想通貨
- 美容・ダイエット
- ガジェット・格安SIM
- 動画編集・プログラミング
最初は3〜5つほど選んでも構いません。
あとから変更できるので、興味あるジャンルからキーワードを決めましょう。
関連記事ブログジャンルは複数あっても稼げる?【3〜5つまでならOK!】
ラッコキーワードで検索
続いて、選んだキーワードがどんなキーワードで検索されているかを調べます。
以下では、無料ツールのラッコキーワードを使います。
1:ラッコキーワードにアクセスします。
》ラッコキーワード公式サイト
2:選んだキーワードを検索します。
3:「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックしてコピーしましょう。
メインキーワードで検索されているデータが取得できました。
どのくらい検索されているか調べる
続いて取得したキーワードが、月にどれくらい検索されているかをチェックします。
以下ではGoogleの無料ツールのGoogleキーワードプランナーを使います。
1:Googleキーワードプランナーにアクセスします。
》Googleキーワードプランナー公式サイト
2:「検索のボリュームと予測のデータを確認する」の欄に、コピーした情報をペーストします。
3:「月間平均検索ボリューム」をクリックすると、検索数の多い順に表示されます。
より細かく検索数を把握したい場合は、有料でGoogle広告を利用するかラッコキーワードに登録する必要があります。
おおまかなボリュームを把握するなら、広告費をかける必要はありませんが、検索ボリュームの詳細を知りたい方はラッコキーワードの使い方と見方を解説 をご覧ください。
同じキーワードの記事を確認
キーワードを選んだら、実際にGoogleで検索してみましょう。
「月20万稼ぐ方法に加えて、税金の申告方法について知りたい。」
という悩みを解決するために、検索する人が多いキーワードだと分かります。
あとは、ニーズに合った記事を作成しましょう。
ここまでが、キーワード選定の基本手順です。
【初心者向け】キーワード選定のコツ
初心者でも上位を目指せるキーワード選定のコツは、次の5つです。
お宝キーワードを探す
先ほどキーワード選定で使用したラッコキーワードには、より多くのキーワードを取得する「サジェスト機能」があります。
右側のヒット数をご覧ください。
検索ボリュームが7倍以上に増えています。
この機能を利用するには月額440円かかりますが、ライバル不在のお宝キーワードが眠っている可能性があります。
詳しい使い方はラッコキーワードの使い方と見方を解説【お宝キーワードの見つけ方】をご覧ください。
関連キーワードもチェック
キーワードを決めたら関連キーワードもチェックしましょう。
関連キーワードには、同じジャンルで他にも検索されているキーワードが表示されます。
関連キーワードを見ると、検索した人が抱えている悩みや疑問が分かります。
記事を書く時や、次のキーワードを見つけるための参考にしてくださいね。
関連記事ブログのブルーオーシャンの見つけ方【穴場キーワードを見つけるコツ】
同じ検索意図のキーワードはまとめてもOK
キーワードを探している時に、同じ検索意図のキーワードはまとめて1記事にしてもOKです。
[副業 月 20 万 やり方]
[副業 20 万 月 方法]
[副業 月 20 万 手順]
全てのキーワードで別の記事を作る必要はありません。
検索結果がほとんど同じニーズのキーワードは、1記事としてまとめて作成しましょう。
避けるべきキーワードを把握する
検索結果が企業サイトばかりのキーワードは、難易度が高いです。
もちろん「絶対に書いたらダメ!」というわけではありませんが、書いたとしても読んでもらえる可能性は少ないでしょう。
ブログは1記事仕上げるのも時間と労力が大きいですよね。
副業ブロガーや育児ブロガーさんは、限られた時間で執筆されているかと思います。
上位表示できそうなキーワードから優先的に作るのも1つの戦略です。
検索ボリュームの多い記事は内部リンクを活用
企業サイトが強いとはいえ「検索ボリュームの多い記事で上位表示を目指したい!」という方は、内部リンクを活用しましょう。
内部リンクとは、記事紹介などで記事同士を繋ぐことです。
内部リンクをすると、リンクされた記事にパワーを送ることができます。
1記事の力で上位表示が難しくても、関連記事を増やして記事同士を繋げば上位表示も夢ではありません。
情報量の網羅性も上がり、Googleからの評価もアップしますよ。
詳しくはブログの内部リンクの貼り方にまとめています。
キーワード選定時に使えるツール
最後に、キーワード選定時に使える便利なツールをご紹介します。
ツール名 | サービス内容 |
---|---|
ラッコキーワード | キーワード・お宝キーワードを発掘できる |
Googleキーワードプランナー | 検索数を把握できる |
Googleトレンド | 今話題のキーワードを検索できる |
Yahoo!知恵袋 | リアルな悩みが分かる |
SimilarWeb | 競合サイトの分析ができる |
OMUSUBI | 検索ニーズを可視化 |
SEOに強いブログを作るならキーワード選定は必須!
ここまで、ブログのキーワード選定の手順とコツについてご紹介しました。
おさらいとして、キーワード選定の手順は以下の通りです。
多くの人に読まれるブログを作るなら、欠かせない作業です。
慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、少しずつできるところから挑戦してみてくださいね。
キーワード選定が終わったら、さっそく記事を書いていきましょう。
SEOに強い記事の作り方については【初心者向け】ブログ記事の書き方5つの手順と15のコツをご覧ください。
今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。